NPO法人 もあなキッズ自然楽校

大磯開催の第2回「ちいさな映画祭」レポート到着

January 23, 2017

1月14日(土)・15日(日)、大磯にある認可小規模保育園こびとのこやにて、第2回「ちいさな映画祭」を開催しました。

第2回の作品は「HAFU」。日本でハーフとして産まれてきた5人の若者を丹念に追い、彼らの悩み、葛藤を浮き彫りにしながらも前を向いて生きていく力強さを描いた作品です。日本の新生児の49人に1人は日本人と外国人の間に生まれているという事実。しかしながら、コミュニティに馴染めず疎外感を感じたり居場所を持てない人たちもたくさんいるのが現状。「日本は多様化している~Japan is changing~」と明確なメッセージを打ち出し、わたしたちに訴えかける映画でした。

クラウドファンディングで設置させていただいたペレットストーブを点火し、暖かい室内でゆっくりと鑑賞していただきました。

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(写真)こびとのこやが入居するソーシャルビルの3Fにある「Cafe&CateringWiLLD」さんのおばんざい。事前希望者にお配りしました。

「家で観ている気分になる程リラックスできました」

「この映画祭がいい映画に出会う機会となっています」

たくさんの嬉しいお言葉もいただき、引き続き「気づき」をもたらす作品を上映できたらと思っております。

今回は、大磯で古くから続いている左義長や神奈川県で最大の規模を誇る大磯市と重なったため、全体の集客には苦労してしまいましたが、ちいさな映画祭に参加された皆様は、映画の前後に大磯の町へ繰り出し、行事とともに楽しんでいただいたようです。

次回、第3回「ちいさな映画祭」は3月11日(土)夜の部、3月12日(日)昼の部の2日間開催予定です。上映作品は「抱く{HUG}」。ストーリーは東日本大震災後に福島へ取材に入り、帰京後思いがけず妊娠していたことを知る……。40歳での初めての出産、そして放射能の不安との闘いの日々。壮絶なつわり、緊急搬送されるまでの激痛。そんな自分自身にカメラをあて記録を取っていく姿。監督は、迷い、苦しみながら自身にカメラを向け続けます。ひとりの母親による心揺さぶる魂の映画です。

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