NPO法人 もあなキッズ自然楽校

親子森のようちえん  6月・7月

親子森のようちえん  6月・7月

2018年度 第2期 親子クラス 6月から始まりました。

四季の移り変わりを感じながら、親子でたっぷり遊びます。自然の中で過ごすことで萌える感性、大人も子どもも心と身体を解放して楽しみましょう。3月まで共に過ごす仲間達です。

6月、初夏の緑道は、木々の勢いを感じ、草花や生き物たちと思い思いに戯れたました。「初めまして~」とワクワク感満載の母たちと、ちょっぴり緊張気味の子ども達でした。小川の中の生き物、カモの親子との遭遇、響き渡るウシガエルの鳴き声とその姿の発見、桑の実を食べたり…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七夕飾りを作りました。私が小さい時、祖母から聞いた話==「里芋の葉の雫を集めて墨を磨り、それで願い事を書くと叶う」と。

梅雨時期、雨上がりの草木にまあるいキラキラがいっぱい!付き方も色々で、ひとしずく欲しいな~と思っても、直ぐにこぼれてしまって…。それも趣があります。蜘蛛の巣は芸術品のようですが、雫付きはさらにステキ!ちょっといたずらしたくもなりますが…。

地道な雫集め、大人は墨を磨ることを想像しながら、指先で弾いてこぼれはじける雫をコップに受けます。葛の葉が生い茂っていて、その雫は集めやすかったですね。大きい子も真剣に集めました。みんなの雫を一つに集め、硯に移して墨を磨りました。

墨の匂いに懐かしさを感じ、ゆったりした時間が流れました。

7月は、酷暑が続きました!緑道に入れば木陰が沢山あり風が通り抜けます。

蝉の羽化にも出会いました‼「背中が割れたよ!」の声にみんな釘付け!殻から出てくる姿を自然と応援する気持ちになります。その神秘的な姿から目が離せません。大勢でその様子を見ているわけですが、「蝉も私たちのことみてるかな~?」「見られて緊張してるかしら?」…etc.大人が夢中になっての観察会となりました。

 

 

 

 

 

熱中症にもなりかねない暑さだったので、素麺の具を持ち寄っての交流会をすることにしました。ただ素麺を食べるだけじゃないのが森のようちえんスタイル!自然物でテーブルコーディネートしましょう!

夏の草花でテーブルを飾り付ける為に、テーブルウェアになる物を集めました。お皿になるような葉っぱを探したり、フォーク、お箸になる小枝を探したり…。みんなでワイワイ準備しましたよ。緑色の葉っぱの上に具材を乗せると涼しげで、食欲旺盛な素麺パーティーになりました!

普段のお散歩で子どもが手にした草花を、食卓に飾るだけで癒しの空間があります。

               

8月のお親子クラスはお休みです。お盆が過ぎても残暑が厳しそうですが、9月の緑道はどんなかな?